Topic 03 — Study Strategy

大学受験英語に「何冊も参考書・問題集はいらない」論理的理由

すでにあるものを徹底的に繰り返すことこそが、最速で本質を身につける唯一の道

市販の参考書を何冊も買い漁り、新しい問題集に手を出し続ける。多くの受験生が陥り、そして時間を浪費してしまう罠がここにあります。本稿では、本当に身につけるべき知識の範囲と、なぜ当校のポータル教材だけで東大・早慶・医学部レベルまで完全に網羅できるのか、その論理的な理由を明かします。

1. 結論:いろんなものをやらない!

大学受験で身につけなければならない英語の知識は、文科省により定められています。
市販の参考書や問題集は、学校の教科書や副教材とほぼ同じ内容が載っているだけです。

このポータルの Vocab Master(指定の単語帳及び熟語)・文法プリント を8割マスターすれば、どこの大学にでも通じる英語の知識が身につきます。

あとは日々、多読・多聴を重ねることで脳内に英語を英語で理解する回路を作り出し、時間に余裕がある時に実戦練習(実際に出た過去問)に取り組むだけ。
それ以上のものは必要ありません。

2. 「やらなければならない」という誤解

「あれもこれもこなさなければ合格できない」というのは、受験業界や市販本のプロモーションが作り出した思い込みに過ぎません。まずはその前提を捨て、当校のポータルが提示する「正解」へ視点を切り替えましょう。

❌ よくある思い込み
  • 📚 文法問題集を何冊もこなす
  • 📖 構文の参考書を別途買う
  • 📓 英文解釈の本をやり込む
  • 📝 市販のレベル別長文読解集を解く
  • 🗒️ 複数の単語帳に取り組む
  • 📋 語法・熟語の本を別に買う
✅ このポータルでの正解
  • 問題が解ける × 例文を瞬時に理解できる ◯
  • 文法 = 構文 ➜ 別の本は不要
  • 修飾語句を取り除き文の要素を特定するのみ
  • 実際に出題された様々な過去問に取り組む
  • 1冊を音声・例文付きで何度も繰り返す
  • 語法リスト・熟語Targetのみで十分

3. 「必要な項目」は、すでにすべて入っている

世間で「必要」と叫ばれているあらゆる英語の学習項目は、当校のポータル教材の中にすべて論理的に配置され、完結しています。

一般的に「必要」と言われる項目 このポータルでの対応
文法 文法プリント Vocab Master
構文 文法の頻出・難項目に番号をつけたもの ➜ 文法プリントで完結
英文解釈 基本文型と表現のまとめ(文の要素の特定) スラッシュ精読練習(後置修飾の見極め)
語法・多義語・熟語・句動詞・論理マーカー Vocab Master 内のリストで十分
長文読解(マーク及び記述) 授業 + 多種・多様な大学の過去問(都合による改変なし)
英作文(和文英訳) 基本文型30文を日本語 ➜ 英語で瞬時に再生できるようにアプリで繰り返し練習
自由英作文・要約 授業で方法を学び、演習・宿題で実践練習
リスニング ESL Lab elllo(毎日1会話 × 精聴法)

4. 覚えることにかける時間より、出会う頻度が大事

どんなに優れた参考書や単語帳でも、数往復だけの大雑把な学習では必要な知識は身につきません。

脳が「重要な情報だ」と判断し長期記憶に留めるのは、繰り返し出会った情報だけです。新しいものに次々と取り組むより、同じものを高い頻度で往復することが、最速の知識の定着法です。

文法・構文・語法・多義語・熟語・句動詞・論理マーカーは、毎日の多読・多聴の中で自然に出会い続けることで定着します。特別な暗記時間は最小限で済みます。

🔑 文法について ── 「問題が解ける」ことと「基礎が身についている」ことは別のスキル

文法の基礎が身についていることと、文法の問題を解けることは別の話(スキル)です。文法の基礎ができているということは、覚えるべき文法項目の入った英文を読んで瞬時に意味が分かることであり、大学入試や社会に出てからの実戦で求められているのはこの能力です。

まずはここをクリアした後で、運用能力を高めるために同じ文法項目を使えるかどうかを試すには、同じ例文を使用して日本語から英語に的確に再生できるように練習することです。文法の問題が解けるというのはまた別のスキルで、実戦では全く役に立っていないことは今の日本の英語事情を鑑みると完璧に実証されています。

早慶を含め私大の多くで文法問題が出題されますが、覚えるべき文法項目の含まれた英文を瞬時に理解でき、さらに同じ例文を瞬時に日本語から英語へ変換できるようにすることで対応できます。文法力を向上するために必要なことは、何冊もの文法問題集に取り組んだり、参考書を読みまくることではなく、上述の練習を繰り返すことです。

🔑 構文について ── 特別な本は不要な理由

「構文」と呼ばれるものは、文法の参考書に出てくるルールのうち使用頻度が高いもの・忘れやすいもの・難易度が高いものに番号をつけてリスト化したものに過ぎません。文法プリントの例文を音声のペースで瞬時に理解できるようになれば、構文は完成です。あとは語彙力!

🔑 英文解釈について ── 特別な本は不要な理由

「英文解釈」とは、長い一文の中の後置修飾を見極め、メインの文の要素(S・V・O・C)を特定するスキルです。これは2段階で習得できます。

Step 1:「基本文型と表現のまとめ」で、単文レベルで文の要素を特定する感覚を身につける。
Step 2:「スラッシュ精読」で、後置修飾が始まる7つのパターン(関係詞・分詞・不定詞・前置詞句など)をマークし、メインの要素を切り出す練習を重ねる。

市販の英文解釈書もこの2点を扱っているに過ぎません。別の本を買う必要はありません。

🔑 長文読解について ── 長文問題集より過去問

市販のレベル別長文問題集は「◯◯大学」とは書かれていても、難易度調整、著者の意図、著作権の問題で原文が改変されていることが多い為 実際に入試に出た問題だけが、本物の練習です。志望校の過去問は最後。類似校の過去問でたくさん練習した後に取り組みましょう。

5. 毎日の優先順位

学習の効率を最大化するためには、日々のタスクに厳格な優先順位をつけ、かつそれらを「順番待ち」させずに並行して行うことが大切です。

6. 最難関大学でも、これだけでいい

指定された日々の課題及び週末の課題をこなすだけで、定期テスト・大学受験の両方の準備が同時に完成します。

「やるべきこと」はすでにこのポータルに全部入っています。

効率的な勉強方法や手段を探すことに費やす時間を、すでにあるものを繰り返す時間に使ってください。

それが、最速で英語を身につける唯一の方法です。

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市販の参考書の量に頼る「力技」を辞め、あなたの強みを活かしたスマートな個別週間学習プランを策定します。

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PROFILE
若林 卓生(Takumi Wakabayashi)

Global Lingua Network 代表 / ETS 研究開発部門(R&D)外部主任研究員。
東京大学理科三類・慶應義塾大学医学部合格後、渡米。コロンビア大学(医学部 生物学科)を卒業し、理学士号を取得。Citibank Singaporeでの外国為替ディーリング業務、外資系製薬会社など様々な業種で海外ビジネスコンサルタントとして長年海外事業・人材教育を牽引。第二言語習得理論(SLA)および脳科学的知見に基づき、福井から世界へ挑戦する自律した学習者を育成するLMS(学習管理システム)を独自に開発。

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